政策と実績

障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ遊具を市営公園に設置し、その情報を市HPで公開する


着手 令和4年6月
課題 当時、つくば市の市営公園にはインクルーシブ遊具(障がいのある子もない子も一緒に遊べる遊具)が一つも無かった。
政策 インクルーシブ遊具を市営公園に設置し、その情報を市HPで公開する。
実績 議会での働きかけの結果、以下の通り市営公園にインクルーシブ遊具が設置され、市HP内に「インクルーシブ遊具の紹介」ページが公開された。
  • 令和5年3月
    • 二の宮公園:滑り台とパネル遊具が一体となった小型複合遊具
    • 筑波北部公園:トンネルとパネル遊具が一体となった小型複合遊具
  • 令和6年6月
    • みどりの北近隣公園:背付きブランコ
  • 令和6年7月
    • 筑波北部公園:ハンモックシートのブランコ、スロープ付き滑り台

  • ※今後、筑波北部公園をインクルーシブ公園として再整備する予定。
    • 令和6年度から、市民意見を伺うためのワークショップを開催するともに、設計業務などの作業を進める。


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↑令和5年4月、ご相談者様ファミリーと二の宮公園に新設されたインクルーシブ遊具で遊びました。
障がいのある子もない子も一緒に楽しむことができる様子を実際に確認でき、インクルーシブ遊具の大切さを改めて実感しました。

※関連政策:障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ公園の整備


実現までの経緯

  • 令和4年5月
    健常児と障がい児の2人のお子さんがいらっしゃる方から、「健常児の上の子を公園で遊ばせているときに、障がいのある下の子は遊べる遊具がなく、ずっと車いすに座って様子を眺めているだけになってしまっている」とのご相談を受けた。

    この当時、つくば市の市営公園にはインクルーシブ遊具(障がいのある子もない子も一緒に遊べる遊具)が一つも無く、その設置の必要性を強く感じた。

  • 令和4年6月
    つくば市議会の一般質問にて、インクルーシブ遊具の設置に関するつくば市の考えと今後の方針について質問したところ、以下の答弁を得た。
    インクルーシブ遊具を設置することで、訪れる誰もが一緒に楽しく遊べる公園となるため、遊具の改修や新規に公園を整備する際に設置を検討していきます。

  • 令和4年7月
    先進事例として、都立砧公園内にあるみんなのひろばを視察(詳細はこちら
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  • 令和5年2月
    先進事例として、としまキッズパーク及び品川区立大井坂下公園を視察(詳細はこちら
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  • 令和5年3月
    つくば市議会の一般質問にて、市営公園におけるインクルーシブ遊具の設置の進捗状況及び今後の方針を質問したところ、以下の答弁を得た。
    インクルーシブ遊具については、公園施設長寿命化計画に基づく遊具の更新に当たり、現在、年度末の完成を目指し、利用者の多い筑波北部公園と二の宮公園において、それぞれインクルーシブ遊具の設置を行っています。また、令和5年度に整備予定の萱丸地区の近隣公園にも、インクルーシブ遊具の設置を計画しています。今後は、新規の公園整備や公園施設長寿命化計画に基づく老朽化した遊具の更新に合わせ、公園利用者の意見も伺いながら、インクルーシブ遊具の設置を検討していきます。

    筑波北部公園についてはパネル遊具とトンネルの複合遊具を1基、二の宮公園についてはパネル遊具と滑り台の複合遊具を1基、萱丸地区3号近隣公園については4連ブランコ1基を設置しまして、4連のうち、1つは椅子型シートの導入を予定しております。
    あと、筑波北部公園、二の宮公園については、今月15日までに設置が完了する予定となっております。

    さらに、インクルーシブ遊具を市民が有効に活用できるよう、つくば市の公式HPにインクルーシブ遊具の一覧ページを作成することを提案したところ、以下の答弁を得た。
    (※先進事例として、豊島区HPを紹介。)

    インクルーシブ遊具は、設置されている公園が少ないことから、遊具の使用に対しての注意事項や設置場所についての周知も重要であると考えています。 そのため、市で管理する公園にインクルーシブ遊具を設置した場合は、設置した公園や使用する際の注意事項について、ホームページなどを利用し周知していきます。

  • 令和5年3月末
    二の宮公園、筑波北部公園にインクルーシブ遊具が設置された。
    • 二の宮公園:滑り台とパネル遊具が一体となった小型複合遊具
    • 筑波北部公園:トンネルとパネル遊具が一体となった小型複合遊具

  • 令和5年5月
    つくば市HP内に「インクルーシブ遊具の紹介」ページが公開された。

  • 令和6年3月
    つくば市議会の一般質問にて、インクルーシブ遊具の設置の現状及び今後の予定を質問したところ、以下の答弁を得た。
    インクルーシブ遊具の設置については、二の宮公園に滑り台とパネル遊具が一体となった小型複合遊具、筑波北部公園にトンネルとパネル遊具が一体となった小型複合遊具を令和5年3月に整備が完了しました。

    また、令和6年7月末を目標にみどりの北近隣公園に背付きブランコ、筑波北部公園にハンモックシートのブランコ及びスロープ付き滑り台のインクルーシブ遊具の整備を進めています。

    今後、筑波北部公園は、駐車場及びトイレの改修を含め、体に障害のある人だけでなく訪れる誰もが一緒に楽しく快適に過ごせる居場所の創出を目的に、インクルーシブ公園として再整備する予定です。
    整備に当たっては、令和6年度から、利用者や地域の皆様から多くの御意見を伺うため、ワークショップを開催するともに、設計業務などの作業を進めていきます。


  • 令和6年6月
    みどりの北近隣公園にインクルーシブ遊具(背付きブランコ)が設置された。

  • 令和6年7月
    筑波北部公園にインクルーシブ遊具(ハンモックシートのブランコ、スロープ付き滑り台)が設置された。