政策と実績

公立保育所の制度改革(まとめ)

公立保育所での紙おむつの持ち帰りを全面廃止

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着手 令和2年12月
課題 当時、全てのつくば市立保育所で、使用済み紙おむつを保護者が毎日持ち帰らなければならなかった。
政策 全てのつくば市立保育所で、紙おむつの持ち帰りを廃止する。
実績 令和3年4月から全てのつくば市立保育所で使用済み紙おむつの持ち帰りが廃止され、保護者の費用負担なく各保育所で紙おむつを処分してもらえるようになった。


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公立保育所で3~5歳児クラスの白飯持参を廃止する

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着手 令和2年12月
課題 当時、全てのつくば市立保育所において、3~5歳児クラスでは給食で主食が提供されなかったため、保護者は毎日白飯を持参しなければならなかった。
(※0~2歳児クラスでは、当時も給食で主食が提供されていた。)
政策 全てのつくば市立保育所において、3~5歳児クラスの白飯持参を廃止する。
実績 令和3年度から令和5年度にかけて、段階的に全てのつくば市立保育所において、3~5歳児クラスでも自園調理で主食が提供されるようになり、白飯持参は廃止された。

【保育所ごとの主食提供の開始時期】
  • 令和3年度~
    北条保育所、吾妻保育所、真瀬保育所、上横場保育所
  • 令和4年度~
    今鹿島保育所、稲岡保育所、二の宮保育所、上ノ室保育所、上境保育所、上広岡保育所、並木保育所、桜南保育所、小田保育所、作岡保育所、城山保育所、岩崎保育所
  • 令和5年度~
    大穂保育所、上郷保育所、手代木南保育所、松代保育所、竹園保育所、沼田保育所、高見原保育所


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公立保育所でのお昼寝用布団持ち帰りの負担軽減

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着手 令和2年12月
課題 当時、つくば市内のすべての市立保育所において、保護者はお昼寝用布団一式を毎週末持ち帰りメンテナンスする必要があった
政策 つくば市内のすべての市立保育所において、保護者の毎週末の布団持ち帰りの負担を軽減する。
実績
  • 吾妻保育所の保護者会役員の方とともに、お昼寝用布団持ち帰りの負担軽減策を検討。同所にて、令和3年4月~保護者会事業として、天日干し不要な素材で作られたお昼寝マットを保護者が任意で購入・利用する場合は毎週末のマット本体の持ち帰りを不要とする取組が開始。

  • 北条保育所の保護者会役員の方をサポートし、同所にて、令和4年4月~吾妻保育所と同様の取組が開始。

  • 上記の取組を広めるべく、令和5年6月・令和6年4月に、他の市立保育所の保護者会会長宛に、取組事例を紹介する案内文書を送付。

  • 「保護者会主導での導入は大変なので市で主導してほしい」との声が挙がったことから、令和6年6月、議会にて市主導での負担軽減策の検討を求めたところ、市主導による対応の可否を令和6年度中に判断し、市が主導的に対応できると判断した場合は令和7年度に体制構築、保護者への周知等を行い、令和8年4月からの導入を目指すとの答弁を得た。


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認可保育施設の利用者負担額(保育料)の見直し

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着手 令和5年6月
課題 つくば市における上位階層の保育料は、近隣自治体と比較して高額となっている。

  • 例えば最上位階層(市民税所得割課税額397,000 円以上)の保育料は、つくば市では月額78,000円であるのに対し、土浦市では月額57,300 円、水戸市では58,000円であり、月額約2万円の差がある。
政策 上位階層の保育料を引き下げる方向で見直しを行う。
実績 議会で市に働きかけた結果、認可保育施設の利用者負担額(保育料)の見直しについて、以下のとおり検討が進行しています。
  • 令和5年度:他自治体の状況や保育経費に占める保育料の割合、各階層における人数分布などの調査研究を行った結果、改定の必要があると判断
  • 令和6年度新たな階層や利用者負担額の案を作成し、関係部署との調整等を実施。
  • 令和7年4月~:利用者負担額を改定予定


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公立保育所の抜け出し防止対策(フェンスや門扉の隙間・高さの改善)

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着手 令和5年12月
課題 令和5年11月1日および28日に、つくば市立保育所のフェンス等の隙間から児童が抜け出すという事案が立て続けに発生した。
政策 つくば市立保育所のフェンスや門扉の隙間および高さについて客観的な基準を設定し、それをふまえて点検や整備を行う。
実績 議会での働きかけの結果、以下の通り対応が進捗しています。

  • フェンスや門扉の隙間に関して幅11cm以下を基準として、令和5年12月にこども部職員が全ての公立保育所の点検を行ったところ、幅11cmを超える隙間が計48箇所(※)確認された。
    【※内訳】
    大穂2、上郷4、今鹿島2、上横場1、真瀬3、稲岡3、手代木南1、二の宮2、松代1、上ノ室1、上境3、上広岡1、竹園2、並木3、吾妻2、北条4、小田3、沼田2、作岡3、高見原3、城山2(岩崎・桜南は0)
  • 令和6年3月25日までに上記48箇所の対応がすべて完了した。
  • フェンス等の高さについては、令和5年12月の点検の際に計測を行った。
  • フェンスや門扉の隙間および高さの基準について、遅くとも令和6年度末までに決定し、令和7年度から順次改修工事を進めていく。


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