政策と実績
女子生徒がスラックスを選択できることの周知
着手 | 令和3年12月 |
課題 | 当時、入学前の新入生説明会の資料において女子生徒のスラックス選択が可能と示している学校は11校(※)であり、その他の学校では、保護者から問合せがあった場合に選択が可能である旨を伝えていた。 |
政策 | 全ての市立中学校・義務教育学校において、女子生徒がスラックスを選択できることを入学前に新入生・保護者に周知する。 |
実績 | 議会での働きかけの結果、令和4年度の新入生以降、全ての市立中学校と義務教育学校の新入生説明会において、女子生徒がスラックスを選択できることを周知するようになった。 |
実現までの経緯
- 令和3年10月
小学6年生の女子児童の保護者の方から、お子さんの進学先の公立中学校において「女子生徒のスラックス着用が認められていないのではないか」と心配する声が寄せられた。すぐに調査したところ、進学先の公立中学校は、個別に学校に相談をすれば、女子生徒のスラックス着用が認められているとのことであった。
この出来事をきっかけに、女子生徒のスラックス着用について、仮に学校側で認めているとしても、その事実を生徒や保護者にしっかりと周知しておかなければ、スラックスを選択できることにそもそも気が付かなかったり、スラックスを選択することを躊躇したりするという事態が今後も発生し続けるのではないかと考えるに至った。
- 令和3年12月
つくば市議会の一般質問にて、女子生徒がスラックスも選択できることの周知徹底を求めたところ、以下の答弁を得た。
- 令和3年度~
令和4年度の新入生以降、女子生徒がスラックスを選択できることについて、全ての市立中学校と義務教育学校の新入生説明会で周知するようになった。 - 令和6年9月
入学前年の12月中に学校ホームページや新入生保護者向けのメールで周知することについて対応ができていなかったため、つくば市学び推進課が校長会において、対応するよう再周知した。