政策と実績

すべての公設公営児童クラブで学校休業日の開所時刻を早める

着手 令和6年9月
課題 学校の休業日における公設公営児童クラブの開所時刻は午前8時であるところ、「出勤時刻に間に合わないので公営児童クラブを利用できない」という声や、「親のどちらかが時間休を取って対応しなければならない」という声がつくば子育て目安箱に寄せられた。
政策 すべての公設公営児童クラブについて、学校休業日における開所時刻を午前8時よりも前に早める。
実績 議会で市に働きかけた結果、開所時刻を午前8時より早めることについて、「実施することを前提に令和7年度末までに詳細を決定し、令和8年度に条例や規則の改正・周知を行い、令和9年度に実施する」との答弁を得た。

しかしながら、令和7年度末に検討の進捗状況を確認したところ、「開所時間が早まる時間帯の指導員確保や民間児童クラブへの影響など懸念点があるため、引き続き慎重に検討してい」くとの答弁があり、検討の期限は示されなかった。

※引き続き、検討の進捗を追い続けます。


これまでの経緯

  • 令和6年9月
    つくば市議会の一般質問にて、茨城県内の約7割の自治体では公設公営児童クラブの開所時刻を現状の午前8時よりも早める必要性について質問したところ、以下の答弁を得た。
    公営児童クラブの学校休業日における開所時刻については、民営児童クラブの行う早朝保育等の独自サービスを公営児童クラブが同様に実施することで、民営児童クラブの経営に影響を与えてしまう懸念があること、放課後児童支援員の確保が困難であることから、これまで開所時刻を早める対応はしていませんでした。
    一方で、一定の保護者ニーズがあることを認識していますので、開所時刻を午前8時より早めることの検討を行います。

    <Q.その検討はどのようなスケジュールで行う予定か?>

    開所時刻を午前8時より早めることについては、制度設計や人員確保方策などの検討を行い、実施することを前提に来年度末までに詳細を決定していきます。

    • 参考情報:令和6年9月時点において、県内の約7割の自治体では、学校休業日に公設児童クラブを午前7時30分以前に開所(資料

  • 令和7年3月
    つくば市議会の予算決算委員会福祉保健分科会にて、全ての公設公営児童クラブで学校休業日の開所時刻を早めることの検討状況について質問したところ、以下の答弁を得た。
    開所時間を早める検討についてですが、時間の設定ですとか実施した場合の必要な人員の配置などを含め現在検討を行っています。

    Q)令和7年度中には詳細を決定し、令和8年4月から実施いただけるという理解で良いか?

    実施については令和7年度中に方針の決定等を行うのですが、児童クラブ等の入所の申込みはそれよりも早い段階になりますので、令和8年度に条例ですとか規則の改正を行ったり周知を行うので、実施は令和9年からを想定しています。

    Q)だいぶ先になるなという印象を受けるが、規則の改正なども含めて令和7年度中にご検討いただくことはスケジュール的に難しいのか?

    開所時刻については民間の現在行っている児童クラブ等の時間等も検討したいというのもありまして、こちらで案を作った段階で内部だけでなく、子ども子育て会議等でも意見をいただいたうえで決めたいと思いますので、なかなか年内に決めて次年度からの実施に間に合うのは難しいと考えています。


  • 令和8年3月
    つくば市議会の予算決算委員会福祉保健分科会にて、検討の進捗状況を質問したところ、以下の答弁を受けた。
    学校休業日の開所時間を早めることについては、開所時間が早まる時間帯の指導員確保や民間児童クラブへの影響など懸念点があるため、引き続き慎重に検討していきます。

    Q)学校の長期休み中の開所時刻について、指導員確保や民間クラブへの影響などの懸念点があるので引き続き慎重に検討が必要ということだが、指導員確保や民間クラブへの影響などの懸念点についてそれぞれ具体的に教えていただきたい。

    懸念点について、早まる時間帯の指導員確保については、現在公立児童クラブで就労している指導員に調査を行ったが、朝の時間帯が8時より前の出勤となった場合に、出勤可能と答えた方の割合が非常に少ないものでした。

    実際に事業を開始した場合に、この時間帯の指導員確保に困難な点があると考え、今後引き続き検討しています。

    民間児童クラブへの影響については、現在民間児童クラブでは、つくば市内の8割以上の児童クラブで長期休業中に8時以前の登所が可能となっているのですが、今年度夏休み中の1日だけではありますが利用実績を見た場合に、利用率や定員に占める空きがまだあった中で公立としても同じサービスを提供することについて引続き検討は必要と考えています。

    Q)どのようなスケジュール感でどのような検討をするのか?

    令和8年度の夏休み期間に、民間児童クラブに調査依頼し、夏休み期間中の朝の8時より前の登所の利用割合や料金設定など、より詳しく調査を実施し、児童クラブの実施状況を踏まえて、開所時間や受入れ可能枠などについて検討を行っていきます。

    Q)指導員確保についても検討が必要ということだが、その点については令和8年度にどのような検討をするのか?

    9月までに、民間児童クラブ調査とともに、公営児童クラブに勤務している指導員に長期休業中の朝の勤務時間について段階を示すなどしてアンケート調査、聞き取り等を行い、実際に朝の預かり時間が早まった場合に対応可能な人数等を検討し、また課題分析をして、指導員確保に向けた対策についての検討を行いたいと思います。

    この際にあわせて、民間児童クラブでの朝の指導員確保状況や取組等、あわせてヒアリング等を実施したいと考えています。

    Q)学校休業日の開所時刻をどうするかについて、令和8年度中に何らかの方針を示すことができるか、それ以上検討に時間がかかるのか?

    調査結果等を踏まえてになるので、来年度中に何か方針を確定で出せるかというのはまだ分かっていない状況となります。