政策と実績

算数セットを備品化し、保護者の経済的負担および記名の負担を軽減する

着手 令和3年6月
課題 当時、つくば市立小中学校および義務教育学校(前期課程)において算数セットの備品化が進んでおらず、保護者にはその購入のための経済的負担と、おはじき等のパーツ一つ一つに記名するという負担がかかっていた。
政策 全てのつくば市立小中学校および義務教育学校(前期課程)において、算数セットを備品化し、保護者の経済的負担および記名の負担を軽減する。
実績 各学校において算数セットの備品化が進められた結果、令和6年度の備品化状況は以下の通りとなった。 (※画像をクリックすると拡大表示されます。) 令和6年度算数セット備品化状況.jpg


※関連政策:公立小学校の入学準備の負担軽減


これまでの経緯

  • 令和3年4月 令和3年度につくば市立小学校にお子様が入学された保護者の方から、「入学準備品に名前を記入するだけで3時間くらいかかり、特に、算数セットについて、おはじきやカードなど、細かい一つ一つに名前を記入しなければならないことがとても大変であった。」との声が寄せられた。

  • 令和3年6月
    つくば市議会の一般質問にて、算数セットを各小学校および義務教育学校(前期課程)で備品化することを求めたところ、以下の答弁を得た。
    学習用品の共有化は市長公約事業に位置づけられておりますので、まずは実態を把握するために、昨年度、各学校で算数セットとしてどのような教材を購入し、それぞれどのくらい使用しているのかの調査を行いました。 その結果を踏まえ、今年度中にそれぞれの教材の使用方法と使用頻度、備品としたときに予想される管理の方法や教師の負担等を精査し、どの教材を備品とすることが可能か、併せて新型コロナウイルスの感染防止の視点からも検討し、備品化に向けて進めていきます。

  • 令和4年6月
    つくば市議会の一般質問にて、算数セットの備品化についての調査及び検討の進捗状況、並びに今後の方針を質問したところ、以下の答弁を得た。
    算数セットの備品化については、昨年度実施した備品化すべき教具の調査において、学校ごとに違いが見られました。 この結果を踏まえ、各学校は、教育局が示す個人で購入する教具と備品化する教具の選別案を基に、8月頃までに選別を完了します。備品化する教具は、12月頃までに学校での購入または進級や卒業等で不用となった家庭からの寄附等により各学校でそろえていきます。 算数セットがセット購入ではなく必要な教具のみの購入となることは、11月の就学時健康診断の際に新入生の保護者にお知らせし、1月の新入生説明会で購入していただく予定です。 これら算数セットの備品化のスケジュールについては、既に各学校と共有しています。

  • 令和6年4月
    各学校において算数セットの備品化が進められた結果、令和6年度の備品化状況は以下の通りとなった。(※画像をクリックすると拡大表示されます。)
    令和6年度算数セット備品化状況.jpg

  • 令和6年5月
    他校と比べて算数セットの備品化が進んでいない竹園西小学校・栗原小学校について、つくば市学び推進課を通して備品化について再度検討することを求めた。