政策と実績

一時預かり保育施設の空き状況を公開する

着手 令和5年9月
課題 一時預かり保育施設の空き状況が公開されておらず、利用したい保護者は各施設に問い合わせて空き状況を確認しなければならない。
政策 一時預かり保育施設の空き状況を公開する。
実績 令和5年9月、議会で一時預かり保育施設の空き状況の公開を提案したところ、以下のスケジュールで検討が進行しています。

  • 令和5年度
    システム事業者の情報収集や比較検討、導入している他自治体の調査・研究を実施
    一時預かりと病児保育の両方が予約・閲覧可能なこと、利用者が施設の空き情報を確認でき、そのままシステム上で予約できること、の2点を中心に検討
  • 令和6年度
    民間保育事業者との意見交換を行い、協議を進める

※本件については、病児保育施設の空き状況の公開とあわせて働きかけを行っています。


これまでの経緯

  • 令和5年5月
    つくば子育て目安箱に、一時預かり保育施設の空き状況を公開してほしいとの声が寄せられる。

  • 令和5年9月
    つくば市議会の一般質問にて、病児・病後児保育施設及び一時預かり保育施設の空き状況の公開について、その必要性、検討状況および今後の方針を質問したところ、以下の答弁を得た。
    病児・病後児保育施設及び一時預かり保育施設の空き状況の公開については、必要性があると考えています。現状においては、空きのある施設を探すため利用者が電話で複数の施設に問合せをするケースもあり、空き状況を公開することで利用者の負担を軽減し、利便性の向上につながるものと考えています。

    空き状況の公開の検討については、市ホームページへの掲載を見込んでいましたが、施設側からの情報提供の負担や、更新手続に伴う最新情報の反映の難しさ等の課題があるため、実施を見送りました。今後は、システム導入による空き情報の公開を考えており、それに向けて現在、システム事業者からの情報収集や民間保育事業者からの意見聴取等を実施しています。


  • 令和6年3月
    つくば市議会の予算決算委員会福祉保健分科会にて、システム導入の検討状況について質問したところ、以下の答弁を得た。
    一時預かり事業及び病児・病後児保育における空き情報公開のシステムについてですが、R5年度において4つの事業者にヒアリング等を行い、導入した自治体からも意見聴取等を行い比較検討等していきました。

    そのような中から、一時預かり・病児保育の両方が予約・閲覧可能なこと、そして、マッチング方式ではなくて利用者が施設の空き情報を確認できてそのままシステム上で予約ができることの2点を中心に今検討している段階です。

    この仕様について、来年度は民間保育園との協議等を行いながら導入に向けて進めていきたいと思っております。