政策と実績

環境美化ボランティアを増やし、市民による環境美化を促進する



着手 令和3年9月
課題 令和2年度までの環境美化ボランティアの活動参加延べ人数は実績値が目標値を大きく下回り、個人のボランティア申請数は毎年1~3人程度、活動実施回数は年間500回未満であった。
政策 環境美化ボランティアを増やし、市民による環境美化を促進する。
実績 議会での働きかけの結果、新たに以下の取組が行われるようになり、環境美化ボランティアの活動参加延べ人数・個人のボランティア申請数・活動実施回数が以下のグラフのとおり飛躍的に増加した。
  • ボランティア募集のチラシを区会回覧
  • 工業団地へのボランティア支援制度の周知
  • 電子申請の導入
  • 新たな広報媒体(SNS等)による周知
  • 継続活動案内通知
  • つくば市版ごみ拾いWEBサイト「つくばdeまちピカプロジェクト」(ピリカ)開設
  • 継続活動者への表彰(緑の表彰)
※画像はクリックで拡大 2024_活動参加延べ人数.png


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※関連する取組:ごみ拾い交流会


実現までの経緯

  • 令和3年9月
    つくば市議会の一般質問にて、環境美化活動支援事業(環境美化ボランティア)の実績値が目標値を大きく下回っていることを指摘し、その原因と対策について質問したところ、以下の答弁を得た。
    環境美化活動支援事業の目標については、申請団体数に大きな変化がないにもかかわらず、目標値である活動参加延べ人数には達していない状況です。その要因としては、活動に新鮮さがなくなり、活動意識が低下したことで継続参加者が減少していることや、これまで行ってきた広報紙、ホームページでの周知では十分でなかったことで、想定よりも個人や事業者の新規参加者が増加していないことと考えています。なお、令和2年度以降は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、環境美化活動自体を自粛したこともあり、実績が減少しています。

    次に、今後の取組については、環境美化活動に誇りを持ち継続した活動を推進するために、活動者やその活動内容を広報紙、ホームページ、SNSで広報するとともに、環境美化活動功労者の表彰を今年度行います。また、新規申請者を増やすために、環境美化活動支援事業について、これまでの広報紙、ホームページでの周知に加え、区会回覧やSNSでの周知を今年度から行います。なお、市内工業団地内企業への周知を令和3年6月に行ったところ、7社に環境美化活動を実施していただいています。

    さらに、これまでは参加申請や清掃物品の引取りのために来庁していただく必要がありましたが、今後は、市民が多く集まるイベント等で参加申請を受け付け、清掃物品をその場で配布するなど利便性を高めます。なお、多くの市民に参加していただけるような楽しさを付加した環境イベントも今後企画します。

    《Q、年度の変わり目における活動継続の声掛けについては?》

    環境美化活動についてですが、年度の替わり目の声かけについては、現在実施しておりません。次回の申請更新のタイミングで活動者のメールアドレスを任意で取得し、来年度以降、年度末にメールによる次年度の継続の声かけを行っていきます


    さらに、個人でのごみ拾いの様子を投稿し、拾ったごみの量を競ったり、コメントをし合ったりできるごみ拾い専用のSNS(ピリカ)を紹介し、その導入の検討を要望した。

  • その後
    環境美化活動への参加人数・回数を増やすために、つくば市が新たに以下の取組を始めた。
    • ボランティア募集のチラシを区会回覧

    • 工業団地へのボランティア支援制度の周知

    • 電子申請の導入

    • 新たな広報媒体(SNS等)による周知

    • 継続活動案内通知

    • つくば市版ごみ拾いWEBサイト「つくばdeまちピカプロジェクト」(ピリカ)開設

    • 継続活動者への表彰(緑の表彰)

    その結果、令和3年度以降、環境美化ボランティアの活動参加延べ人数・個人のボランティア申請数・活動実施回数が以下のグラフのとおり飛躍的に増加した。

    ※画像はクリックで拡大
    2024_活動参加延べ人数.png


    2024_申請団体数.png

    2024_活動実施回数.png

  • ※関連する取組:ごみ拾い交流会