政策と実績

公立幼稚園の給食を4月から開始し、お弁当作りの負担を減らす

着手 令和2年12月
課題 当時、全てのつくば市立幼稚園において、4月は給食が提供されずお弁当の持参が必要であった。
政策 つくば市立幼稚園の給食を4月から開始し、保護者のお弁当作りの負担を減らす。
実績 議会での働きかけの結果、令和4年度以降、全てのつくば市立幼稚園において4月から給食が提供されるようになった。


実現までの経緯

  • 令和2年11月
    つくば市立幼稚園を利用する保護者の方から、「4月は給食が提供されないため、毎日お弁当を作らなければならず負担が大きい」との相談を受けた。

  • 令和2年12月~令和3年1月
    つくば市の担当課との打ち合わせを実施。

  • 令和3年3月
    つくば市議会の一般質問にて、以下の通り提案を行った。
    公立幼稚園の保護者の方々からは、長期間に渡るお弁当作りが、保護者にとって大きな負担となっているというお声が上がっており、中には、下のお子様を妊娠中に、お弁当の期間とつわりのピークとが重なり、毎日吐きながらお弁当を作っていたという方もいらっしゃいました。

    公立幼稚園では公立小学校と同様に給食センターから給食が提供される方式をとっているため、小学校で給食が提供される日については、幼稚園で給食を提供することも可能なのではないかと思います。

    また、入園や進級当初は新たな園生活への慣れが必要というご事情もおありとは思いますが、保護者の方々のご負担を考えたときに、現状の運用が果たして適切なのかは疑問が残るところです。

    これらの点をふまえ、給食を4月から提供していただけないか、(中略)つくば市としての今後の方針を伺います。


    これに対して、つくば市から以下の答弁を得た。
    公立幼稚園で、4歳児及び5歳児ともに4月から給食を提供するに当たり、各幼稚園で4月には雇用していない配膳員等の確保や、食物アレルギーに対応するための個別面談のスケジュール調整などの課題があります。
    そのため、令和3年度は準備期間としまして、令和4年度から対応できるよう検討していきたいと考えております。

  • 令和4年4月
    全てのつくば市立幼稚園において4月から給食の提供が開始されるようになった。