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全天候型子ども遊戯施設「あぐりドーム」を視察しました
2025年7月31日に、長崎市にある全天候型子ども遊戯施設「あぐりドーム」を視察しました。
※写真はクリックすると拡大表示されます。
全体像
「あぐりドーム」は、「あぐりの丘」という約23haの広大な公共施設の一角にあります。
※JR長崎駅から車で約30分、自然豊かなロケーションです。
「あぐりドーム」の中央には中庭があり、回廊を挟んで遊戯エリアがあります。
遊戯エリアの遊具は、受付窓口カウンターに近い側(図の右側)が年齢の小さい子向け、図の左側にいくに従い、年齢の大きい子向けになっていくように配置されています。
※「あぐりドーム」を利用できる子どもの対象年齢は、0歳~12歳(小学生まで)です。
外観
遊戯エリア・遊具
畳コーナー
年齢の小さい子向けのコーナーです。
木のボールプール
↑ボールプールの壁面上部に溝があり、そこに木のボールを並べて遊ぶことができます。
↑よく見ると、卵型やひょうたん型のボールもあります。
複合遊具A
すべり台の下にはおままごとができるコーナーがあります。
ブランコ
身体を固定できるインクルーシブなブランコ1基と幼児用バケット型のブランコ2基が設置されています。
ふわふわドーム
ドームの上で飛び跳ねて遊びます。
複合遊具B
ボルダリングウォール
大型ネット遊具
↓大型ネット遊具で遊ぶ際には、靴下必須です。
↓大型ネット遊具内にいる子どもの数をセンサー(写真赤枠内)で常時測定します。
↓子どもの数が多すぎるときは、ランプの色(写真では緑色)が変わるので、スタッフがそれを見て人数調整をします。
↓大型ネット遊具の下にも遊具が置かれています。
↓大型ネット遊具の中が暑くなりすぎないように、遊具の内部に向けて扇風機で風を送っていました。
クライミングウォール
読み物コーナー&ブロックコーナー
このコーナーには、当初机と椅子を置いていたそうですが、大人がそこに集まってしまい子どもの見守りが疎かになる事態を避けるため、机と椅子を撤去して、代わりに小さい子どもが遊びやすいようクッションフロアにしたとのことです。
中庭
ベンチ・荷物置き
遊戯エリア内の至る所にベンチが置かれています。
荷物置きが併設されているベンチもあります。
↑荷物置きの下の白い部分は空調で、冷風が吹き出していました。
(メンテナンスのしやすさを重視し、空調は上部ではなく下部に設置したそうです。)
↑子どもがぶつかっても怪我をしないよう、棚の角にはクッションがつけられています。
靴箱
回廊に沿って、1番から10番までの靴箱が並んでいます。
ベビーカー置き場
回廊に沿って、ベビーカー置き場が3か所あります。
置き場を1か所にまとめず分散させることで、ベビーカーが取り出しやすい、お目当ての遊具の近くにベビーカーを置きやすいといったメリットがあると感じました。
共用エリア
トイレ
遊具が並ぶ遊戯エリア内に、4つのトイレの個室があります。
↓うち2つは、親子(子どもは男女問わず)で一緒に利用できるトイレです。
↓うち1つは、男児と親が一緒に利用できるトイレです。
↓うち1つは、大人用のトイレで、オストメイト対応、ユニバーサルシートも設置されています。
なぜか女性用に限定されています。
遊戯エリアから靴を履いて出たところ(あぐりドームの出入り口付近)に、多目的トイレもあります。
手洗い場
遊戯エリア内のトイレの隣に手洗い場があります。
授乳室
遊戯エリア内の畳エリアの隣に授乳室があります。
カーテンで仕切られた個室は広々としており、おむつ替えの台もあるので使い勝手が良さそうです。
コインロッカー
あぐりドームの出入り口の横にはコインロッカーが沢山設置されています。
駐車場
あぐりドームから少し坂を下ったところに、広大な駐車場があります。