お知らせ・トピックス
つくば市立沼崎小学校のアフタースクールを視察しました
2025年6月6日(金)に、つくば市立沼崎小学校のアフタースクールを視察しました。
視察で得た情報をこちらでシェアさせていただきます!
※児童の顔が映り込む写真はNGとのことで、全体像が分かる写真を撮ることはできませんでした。
※写真はクリックすると拡大表示されます。
外観
沼崎小学校の1階に、アフタースクール用の教室が2部屋あります。
教室1(賑やかに過ごすスペース)
LaQやくみくみスロープといった創作系のおもちゃや、各種カードゲーム・ボードゲーム、工作グッズが用意されており、子ども達はマットが敷かれた床の上やテーブルで、好きな遊びを楽しんでいました!
教室2(静かに過ごすスペース)
長机で勉強をしたり、本を読んだりできるスペースです。
本棚には、小学生に人気のサバイバルシリーズの本や、ONE PIECEなどの漫画も。
写真には撮れませんでしたが、大きなビーズクッションに座ってのんびり読書できるコーナーもあります。
児童のアフタースクール利用開始・終了は、こちらのタブレットに各自の名札のQRコードをかざして記録します。
体育館・家庭科室
子ども達は、アフタースクール用の教室のほか、体育館・家庭科室でも過ごしていました。
- 体育館では、バドミントンなどをしながら思いっきり身体を動かしていました。
- 家庭科室には大きなスクリーンが設置されており、Zoomで日本各地の小学生と繋がって、けん玉対決をしていました。
児童クラブ用の建物
アフタースクールの利用形態は区分①と区分②に分かれており(詳しくはこちら)、17時になると区分①の児童は帰宅、区分②の児童はこちらの児童クラブ用の建物に移動します。
(小学校の建物は17時に施錠します。)
児童クラブ用の建物は二棟に分かれています。
↓こちらの部屋では、おやつを食べます。
↓こちらの部屋では、各種カードゲーム・ボードゲームなどをして遊んで過ごします。
↓出入り口には「あそびしんぶん」
事業概要・実績等
アフタースクール事業について事業概要
- 児童自らが、自主的にやりたいことを選択できる放課後の居場所づくり
- 学校施設を活用し、安全・安心に過ごすことができる場
- 地域との連携や交流を行う
実施状況等
項目 | 区分1 | 区分2 | 合計/備考 |
---|---|---|---|
6月1日時点の登録者数 | 36 名 | 80 名 | 合計 116 名 (沼崎小学校児童数:366 名[2025/5/1 時点]) |
4月の開催日数 | 13 日 | 22 日 | - |
4月の延べ参加児童数 | 179 名 | 1,080 名 | 合計 1,259 名 |
4月に実施した地域連携イベント | 2 回(地域の方が講師) |
体育館へのエアコン設置について
令和7年定例会6月定例会議の補正予算の議案でエアコン設置費を計上。
夏休み中期間(7月 19 日頃から8月 31 日まで)のリースでの対応。
∵放課後の過ごし方として体を動かす活動(体育館や校庭での活動)のニーズが高いため。
事前質問への回答
利用者の状況について(※令和7年6月1日時点の人数)
- 区分1:
- 利用者は低学年が若干多いものの、大きな差はなし。
- 《参考》1~3年生:20名(1年生6名、2年生9名、3年生5名)
- 《参考》4~6年生:16名(4年生5名、5年生7名、6年生4名)
- 定員なし。登録者数:36名。
- 想定利用者数(モデル事業):1日あたり60名。
- 区分2:
- 定員:82名。登録者数:80名。
- 従来の児童クラブと比較して大きな変化なし。
- 《参考》令和6年6月1日時点:85名 → 令和7年3月31日時点:77名
職員の体制について
- 職員は全員、運営事業者の職員。
- 勤務日数や時間は職員により異なるが、1日あたり12名を配置。
- 雇用形態は常勤および非常勤。年齢構成は市では把握していない。
- 常勤職員は3名以上配置。
- 職員配置状況:
- 区分1:児童40名に指導員2名
- 区分2:児童40名に指導員3名
- 実際の運営では、区分1・2の児童が一緒に過ごしており、全職員で全利用児童を対応。
利用施設の状況について
- 沼崎小学校の施設を利用:
- 専用室:CAI室
- 兼用室:会議室
- その他:体育館・校庭・特別教室(家庭科室・図工室など)
- CAI室と会議室はアフタースクールの拠点として毎日使用。
- 体育館・校庭:体を動かす活動でほぼ毎日使用。
- 特別教室:週2回程度使用。
- 学校との連携体制:
- 月次調整:前月上旬に学校に伝え、プログラム等で指定の特別教室を使用する必要がある日程の調整を行う。
- 日次調整:毎日午前中に当日の午前中に当日の利用可能特別教室の確認を行う。
実施プログラムについて
- 曜日によって固定された活動ではなく、毎月のおたよりにて案内。
- 地域住民の協力によるアクティビティを月2回以上実施。
- これまでの実施例:
- マジックショー
- ボッチャ
- レクリエーション
- 音楽コンサート
- 児童の反応:
- 保護者の方が迎えに来ると「もう帰り!?」といった声もあり、活動を楽しんでいる様子。
- 今後はアンケートで利用児童及び保護者の方から感想・意見を聴取予定。