お知らせ・トピックス
吾妻2丁目の封鎖通路、再び通行可能となるには?
吾妻4丁目方面からつくば駅方面にペデストリアンデッキで行く際に、吾妻公園へ抜ける通路が2018年頃から封鎖されています。
この通路は市のペデストリアンデッキの一部ではなく、国が所有する吾妻2丁目住宅90街区内に設置されていたもので、同住宅の廃止に伴いその敷地内にある通路も封鎖されました。
吾妻4丁目にお住まいの方から「通路を使えるようにならないか」とのご相談を受けて調べてみたところ、通路が使えるようになるには以下の条件が満たされる必要があると分かりました。
まずは条件1について、国有地を管理する関東財務局(水戸財務事務所)に対し、2023年4月から定期的に売却予定を確認してまいりました。
ずっと「売却時期未定」との回答でしたが、2024年8月5日に問い合わせた際に、以下の通り売却時期について回答がありました。
次に、条件2ですが、今回の売却地についてつくば市が定めた地区計画のうち「区域の整備・開発及び保全の方針」には以下の記載があります。
この地区計画は関東財務局HPの入札予定物件一覧にも掲載されており、事業者はこの内容を前提に入札に参加することになります。
2024年9月追記
2024年8月5日に関東財務局(水戸財務事務所)に問い合わせを行った時に、売却の手続きを進める際には、土地の状態を維持するために通路の封鎖を強化する旨の説明がありました。
同年9月25日に現場を確認したところ、以下の写真の通り封鎖方法がロープからワイヤーに変更されていました。
2025年3月追記
2025年2月21日、一般競争入札により、吾妻2丁目住宅90街区の土地が国から民間の不動産業者に売却されました。
なお、不動産業者の詳細は公表されていません。
(出典:関東財務局HP)
今後の流れとしては、不動産業者からつくば市建築指導課に対して、工事着手の30日前までに地区計画の届出を行う必要があります。
届出の内容がつくば市が定めた地区計画(通路の設置についての記載あり)に適合していない場合には、建築指導課から不動産業者に対して設計変更等の勧告を行うことになります。
2025年3月12日、川久保から建築指導課に改めて通路設置の必要性を伝え、不動産業者から地区計画の届出があった際には通路が設置される予定かどうかについて、しっかりとご確認いただくようお願いしました。